アーキヘリテージ プラスは、建築や文化遺産を専門に活動するメンバーで設立した、非営利活動団体です。
役員
向井 純子
代表理事
2000年から今日まで、ブータンの建築遺産をブータンの考え方で保全していくことを目指し活動を続けている。2016年まではブータン内務文化省文化局に技術職員として勤務し、文化遺産に係る調査や修理工事、保護制度の構築、人材育成に従事。現在は沖縄在住、沖縄のヘリテージ活動にも参加している。
ゲンボ ドルジ
理事
ブータン中央僧庁顧問
21歳から僧籍、タンゴ仏教大学で学位を修める。2016年までの8年間中央僧庁の事務総長を務めるなど要職を歴任。各地の古刹やゾンに起居する七千名の僧侶を擁する中央僧団の運営や制度改革に長年取り組む。
末川 協
監事
末川協建築設計事務所代表
伝統構法の合理性を活かして数多くの京町家の再生や祇園祭山鉾再建を手がけている。2001年から3年間のブータンでのボランティア活動では、伝統的な意匠による地方裁判所の設計・監理に従事した。
根路銘 安史
理事
アトリエ・ネロ代表
沖縄の気候風土や歴史文化を踏まえた建築を設計している。沖縄のモダニズム建築の保存にも取り組み、近年は大学等と協力して、塩害コンクリート建築を補修し活用していくことを目指す。
アレハンドロ マルティネス
理事
京都工芸繊維大学助教
西洋と日本における木造建築遺産の修理の考え方や手法を比較した研究で注目されている。東京文化財研究所ブータン民家調査をきっかけに、ブータンの建築遺産にも関心を寄せている。